茹でガエルなエンジニアの記録

やったことや考えたことなどを不定期に書き残していきます

新事業アイデアの考え方

新事業や新しいサービス・プロダクトのアイデアの考え方を考えてみた。

文脈は企業内の新規事業企画。 企業内で新事業やサービスなんかのアイデアを考えるときって、売れるならどんなアイデアでもいいよ、という事は稀で、 実際には様々な制約があり、それにマッチするアイデアである必要があることがほとんど。
であれば、まずは発散!とか、デザイン思考でしょ!みたいに同じアプローチで挑んでも、狙った制約範囲に着地できる確率は低く、非効率である。
そうなりたくないので、制約ごとにいくつかのやり方パターンに分けられるのではないかと思い、整理してみた。

1. モノをベースにするやり方

1-a. モノを外したくないケース

例)冷蔵庫を使って何かやりたい。冷蔵庫に新しい機能や関連サービスを追加したいというケース。

冷蔵庫とは何か、を徹底的に考え、既存の枠(フレーム)を作る。そしてその枠を壊すやり方。
「冷蔵庫×〇〇」とか、「もし冷蔵庫が〇〇だったら」とかで発散して光るものを探す。

1-b. モノを外しても良いケース

例)冷蔵庫の周辺で新しいアイデア無いか?冷蔵庫自体は必須ではない

冷蔵庫を使うとき、その周辺を含めてユーザー体験を描く。 観察(エスノグラフィー)から入ってもよいし、自分で想像できるなら、ペルソナ設定してカスタマージャーニーマップを描くところから入っても良い。 いずれにせよ、冷蔵庫にまつわる体験において、PainとGainを洗い出して考えていくアプローチをとる。

2. 課題から入るやり方

2-a. 解決したい課題が決まっているとき(狭い)

ある意味ベーシックなスタートアップのやり方が適用できる。課題の存在確認とソリューションを提供可能(パートナー協業含め)かは気をつける必要がある。 最初に課題フォーカスしている分、それが外しているかも?というときに冷静になってピボットする割り切りを持てるかどうかがキモになる気がする。

2-b. 対象領域だけが決まっているとき(広い)

定性インタビューや観察から、課題仮説を立てるところから始める。立てた仮説はちゃんと検証してC/P fitしているか確認を忘れない。あとは2-aと大差ないかも。せまい課題に固執していない分、ピボットに対する受容度も高いはずなので、いかに早く安く仮説検証を回すか、その能力者(体制)を組めるか、がポイントになりそう。

なんかいずれにせよ、抽象度の上げ下げを意識的に行い、本質課題に迫ること(およびその手段は柔軟に考える)、あくまで仮説であり、検証を小さく早く回すことが大事ということ、が重要ということに尽きる気がしている。